「無敵の人」を倒せるのは無敵じゃない人だけ
みなさんは「無敵の人」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この「無敵の人」が近年では新たな形で私たちの生活を脅かしていることは知っておいたほうがよいと思われます。
どうも、ヤマムラです。
今日は「無敵の人」について書いていきます。
最後まで読んでいただけると、「無敵の人」を生み出すことを防げるようになると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。
「無敵の人」とは
「無敵の人」とは、もともとインターネット上で生まれた言葉で、意味は「社会的に失うものが何も無いために犯罪を起こすことに何の躊躇もない人」といったものです。
なんでも2008年頃にひろゆき氏がブログ上で「無敵の人」という表現をしたことが起源だとか。
この「無敵の人」ですが、近年は新しい種類の「無敵の人」が生まれてきています。
過去の「無敵の人」
実際に今までも何人もの方々が「無敵の人」となり様々な罪を犯しています。
2013年の「黒子のバスケ脅迫事件」や「京都アニメーション放火殺人事件」などが例としてあげられます。
この他にも痛ましい事件がいくつも起きてきました。
新しい「無敵の人」
では、新たな「無敵の人」とはどういった人たちなのでしょうか?
先日、マコなり社長が炎上している件について記事を書きました。
炎上騒ぎに乗っかり、自らの露出を増やし、フォロワーを獲得するといった戦略をとっている方々がいるといった話です。
そういった人たちの中から今までとは異なる「無敵の人」が生まれているのです。
法的措置
マコなり社長は今回の炎上騒動に関して、謂れのない誹謗中傷を行っている人たちに対して法的措置を取ることを発表しました。
YouTube、SNS等の一部で弊社及び私個人に対する誹謗中傷がみられます。
— マコなり社長(新サービスUNCOMMON開始!) (@mako_yukinari) January 17, 2021
弁護士とも相談し、名誉毀損や侮辱行為等の事実が確認できたものに対して法的措置を取ることを決めました。
まずは今週、2名の人物に対して具体的に対応する予定です。
今後も、事実無根の誹謗中傷に対しては適切に対処します。
どうでしょうか?
普通に考えると、「しまった!やりすぎた!」とか「自分のことだったらどうしよう・・・」とか思いますよね。
ところが、一部の「無敵の人」たちはまるで違う発想だったのです。
法的措置を喜ぶ人たち
今回の件についてあるYouTuberは、「むしろ訴訟されたらおいしい」と語ります。
このYouTuberの名前を出してしまうと、そのYouTuberの思惑通りになってしまうのでここでは名前は伏せておきます。
その人の主張は、訴訟された場合はその「訴訟されたこと」を動画にしてアップするというのです。
結果として、その動画は多く再生されることになりますし、訴訟の原因となったであろう動画について言及することによって、その動画の再生数も上がってきます。
訴訟されたところで実害はないと言うのです。
驚きですね。
「犯罪を換金しようとする人」=新たな「無敵の人」
この「犯罪行為を換金しようとする人」が新たな「無敵の人」です。
本来、罰することはその行為の抑止力として働いていました。
ところが、罰されることに抵抗がなく、むしろそれ自体を利用してやろう企む人たちが生まれてきたのです。
下手をすると法治国家の崩壊にもなりかねません。
私たちができることは?
さて、この新種の「無敵の人」を生み出さないために私たちができることは何でしょうか?
まずはそういった類の動画を一切視聴しないことです。
ポイントは「一切視聴しないこと」にあります。
少しでも見てしまうと再生数としてカウントされてしまいますし、バッド評価を押したところで、それはそれで評価されてしまいます。
1番の対抗策は一切見ないこと。
つまり、無視することです。
ついつい、一言物申したくなることがあるのも理解できますが、勇気をもって無視をしましょう。
そうすることが、新種の「無敵の人」を生み出さないことにつながるのです。