ヤマブログ

徒然なるままに色々なことについて語っています。

【79日目】労働者として、雇用者として【1283文字】

労働者として、雇用者として

学校や職場では、先生や先輩、上司はキミにいろいろなことを教えてくれるだろう。

ただし、そこで教えてくれるのは「労働者」としてどうあるべきかということなんだ。

 

たとえば、日本は仕事でも会議でも「始める時間」はきっちり守るのに「終わる時間」はルーズだと言われている。

これは「中途半端なところでやめるのはよくない」「最後まできちんとやるほうが責任感があってよい」などといったことを学校や職場で教わってきた人が多いからだと思う。

 

でも、待ってほしい。

この価値観、このルールで得をするのは誰だろうか。

 

もちろん雇用者だよね。

 

基本的に雇用者は労働者に長時間働いてもらったほうが儲かるようになっている。

そうじゃないと人を雇う意味がないからね。

 

とりわけ、学校では雇用者よりも労働者を育てるための教育を進めがちだ。

最近は少し変わってきているみたいだけど、それでもまだまだだと思うし、やっぱり限界はある。

 

学校では「指示をきちんと守る」「始める時間を守る」「ルールを守る」これらのことを徹底して教えてもらうよね。

でも、本当は「指示が正しいか考える」ことや「ルールが正しいか考える」こと、「もっと必要なルールがないか考える」こと、「不要なルールがないか考える」ことが大切なんだよ。

人は指示を間違うし、特定の人が損をするようなルールを作ろうとすることだってあるからね。

 

ただ、「考える」ことを全員にやられてしまうと学校の先生も正直めんどくさくなるよね。

授業だって進まなくなるかもしれない。

 

これは労働者を雇う雇用者だって同じだ。

雇用者に「考える」ことばかりされてしまうと雇用者がやりたいことができなくなってしまうよね。

 

だから学校も職場も「考える」ことよりも「守る」ことを重点的に教えてしまうものなんだよ。

 

キミが労働者になりたいのか、雇用者になりたいのか、それはわからないけど、自分がもっている価値観は何の影響を受けたものなのか、誰が得をするのか、誰のためのものなのか、ということは考えてみたほうがいいよ。

 

今日のマンガ

「今日のマンガ」も50本を超えました。

そこで、これまで描いてきたマンガの中で印象に残っているものを紹介します。

まだ読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね。

 

新聞

長男が作ったオリジナル新聞の話

housoku-manabu.hatenablog.com

 

本音

次男がオロナミンCへの本音を漏らした話

housoku-manabu.hatenablog.com

 

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

三男とポイズンの話

housoku-manabu.hatenablog.com

 

みなさんの印象に残っている話があれば、ぜひコメント等で教えてくださいね~

 

コメント返し

id:hamasansu さん

もう脱げない・・・これははじめ読んだら爆笑しましたね~!ヨシタケシンスケさんの絵本はいい味出してますよね!次男さん客観的に自分の姿をよくとらえていますね!

コメント&はてブありがとうございます!

自分が絵を描き始めたのもヨシタケシンスケの影響が大きいです!ホントに味のある話ばかりですよね~