ヤマブログ

徒然なるままに色々なことについて語っています。

今さら聞けない!運がよくなるそうじの基本

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みなさんこんにちはYamamukaです。

 

突然ですが「そうじで運がよくなる」と言われて信じますか?

 

半信半疑かもしれませんね。

 

でも,どうやらそうじで運がよくなるようです。

 

今回は,運がよくなるそうじの基本について紹介します。

 

それでは,どうぞ!

 

 

はじめに

のびる君は毎日そうじをしていますか?

 

毎日? そんなに汚れないから毎日はしないかな~

 

ふむふむ。それはもったいない。

 

え!?なんで!?

 

実は,そうじには運を引き寄せる力があるんです。

 

そうじが運を?

 

ふふふ。
では,今回は運がよくなるそうじの基本についてお話ししましょう。

 

はーい。

 

 

そうじの2つの効果

「そうじ」と聞くとどんなイメージがありますか?

 

えーと。
きれいになる。やりだすと止まらない。でも,やり始めるのがめんどう。

 

うんうん。
のびる君と同じように,そうじはめんどくさいものだというイメージがある人もいるようですね。

 

うーん。やったほうが良いのはわかってるんだけど・・・

 

そこで,そうじに取り組む前に,そうじの良さを知っておきましょう。

 

はーい。

 

そうじには大きく2つの効果があります。
1つはマイナスを取り除くことです。

 

マイナス?

 

ほこりを捨てたり,いらない物を処分したりすることです。
そうすることで,ほこりやゴミという自分の気もちを下げるもをなくしたり,モノでごちゃごちゃしていてどこに何があるかわからない状況だったりを改善することができます。

 

ふむふむ。身の回りがすっきりするって良さだね。 

 

2つはプラスを引き寄せることです。

 

どういうこと? 

 

説明しましょう。
まず,部屋をきれいにすることで心が穏やかになります。
これは「そうじをしなきゃな・・・」という気もちや「あれ?あれはどこに置いたっけ?」という不便さがなくなるためです。

 

ふむふむ。必要なモノがなかったり見つからなかったりするとイライラするもんね。

 

また,空いたスペースに今まで買いたかったものを買って置いたりすることができるようになります。
欲しいものがあった時に「でも,置く場所がないしな・・・」と気にしなくてよくなるのです。

 

そっかー。そうじをすれば無駄なことを考えなくてよくなるってことだね。

 

その通りです。
そうじには身の回りの負のエネルギーを取り払い,プラスのエネルギーを引き寄せる効果があるんですね。

 

こんなに良いことがあるそうじをしないのは実はもったいないことなんですよ。

 

そっかー。
よーし!もっとそうじをしよう!

 

そうじの基本は換気にあり!

そうじにおいて一番大切なことは「換気」です。

 

換気?あんまりしてないなぁ。

 

そうじの時の「換気」は忘れがちなんですが,とても大事なんです。
部屋の空気を一新することができますからね。

 

空気なんてそんなに変わらないんじゃないの?

 

そんなことないんですよ。
部屋には淀んだ空気が溜まっています。

 

うちは空気清浄機を使っているから大丈夫!


空気清浄機を使っていたとしてもです。

 

えー

 

一度使った空気を使い回しているわけですから,空気に新しさがありません。

 

そうなの?

 

外の空気は多少は汚れていたとしても,新しさがあります。
新しい空気を取り入れることは気持ちのリセットにつながります。
何か新しいことを始めようという気持ちも湧いてきますよ。

 

なるほど~「換気」って大事なんだね。

 

さらに「換気」の良さはかんたんであることです。
掃除機をかけるとか,窓を拭くとかの作業はどうしても時間がかかります。

 

うんうん

 

それらの作業から始めようとするとやる気が削がれてしまうのです。
その点,「換気」はお手軽です。

 

たしかに!
窓を開けて,空気を取り入れるだけだもんね。

 

どうしてもそうじに時間が取れない時は「換気」だけでも良いと思います。
不思議なもので空気を定期的に入れ替えていると,そうじをしようという気持ちも湧いてきますよ。

 

へぇ~ やってみよー

 

まずは部屋の空気をリセットすることを習慣にしましょう。

 

はーい!

 

おすすめのそうじポイント

優先的にそうじするとよい場所があります。

 

どこどこ?

 

それは玄関寝室トイレです。
特に玄関そうじやトイレそうじは様々な本や人がおすすめしています。

 

玄関,寝室,トイレか~なんかそれぞれ全然関係なさそうな場所だけど

 

そう思えるかもしれませんね。
理由としては,毎日必ず使う場所だということがあげられます。

 

なるほど~
玄関を通らずに出勤したり,学校に行ったりする人はいないもんね。

 

そうです。
朝,出勤する時にぐちゃぐちゃした玄関を出るのと,すっきりきれいにされている玄関を出るのとでは,一日の始まりに違いがありませんか?

 

うっ!たしかに・・・

 

さらに言えば,急にいつもと違う靴が必要になったという時にも,整理しておけばすぐに見つけて出勤できますが,散らかっていると探すのに時間がかかってしまい,遅刻という時間との戦いが始まってしまいます。

 

あー。よくあるなー

 

また,疲れて帰ってきた時にぐちゃぐちゃの玄関を見たらどうですか?

 

もっと疲れちゃうね。

 

トイレについても同様です。
家のトイレを全く使わないという人はなかなかいないでしょう。

 

そうだね~ 

 

トイレというのは一般的に狭く閉ざされた空間です。
その狭い空間が汚れていると,使っている時に気持ち良いものではありません。

 

うんうん。

 

また,無意識にトイレを遠ざけてしまい,排泄行為を嫌がるようになってしまうおそれもあるのです。

 

え!?そうなの!? 

 

排泄行為は体調を管理する上でとても大切なものです。
トイレをきれいにすることは良い体調を保つことにもつながるのです。

 

そっかー。気をつけよう。

 

最後に寝室です。
実は,多くの人が家の中で寝室が一番長く滞在する場所ではないでしょうか?

 

え?そう?

 

睡眠時間を6時間と考えても一日の4分の1を過ごしていることになりますからね。
その4分の1も過ごす場所が散らかっていたらどうでしょうか?

 

うーん。なんか落ち着かないかも。

 

うんうん。
落ち着いてゆったり寝れませんし,起きて,今日も1日元気に働こう!とも思えないはずです。

 

気もちもぐちゃぐちゃになっちゃうかも

 

そうですね。
寝る環境は睡眠の質にも影響を及ぼします。
睡眠不足だったり,なんだか寝ても疲れが取れないという人は特に寝室を清潔にするといいですね。

 

はーい

 

寝室をきれいにしておくことは,1日の終わりと始まりを気持ちよくするためにも大切なことなんですよ。

 

そっかー!わかりました!

 

さて,今日の話は以上です。
しっかりそうじをして運をよくしてくださいね。

 

はーい!がんばりまーす!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容をまとめましょう。

 

運がよくなるそうじの基本とは

 

マイナスパワーをリセットし,プラスパワーを引き寄せよう!

 

「換気」でかんたんそうじ!空気をリセットしよう!

 

「玄関」「寝室」「トイレ」は要チェック!常にリセットして気持ちよく使えるようにしよう!

 

これらのことをわかってもらえれば,そうじの基本はバッチリです。

 

ぜひ,取り組んでみてください。 

 

この記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。

 

それでは,またお会いしましょう。

 

今回,参考にした本はこちら

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記憶に残る読書術!これでもう忘れない!

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 みなさん こんにちはYamamukaです。

 

みなさんは本をどれくらい読んでいますか?

 

小説,自己啓発書,ビジネス書。

 

様々な本を読まれていると思います。

 

でも,どれくらい読んだ内容を覚えていますか?

 

小説ならまだしも,自己啓発書などの本は読んだ内容を覚えていなかったらもったいないですよね。

 

そこで,今回は記憶に残す読書術を紹介します。

 

それではどうぞ!

 

 

 

はじめに

 

せんせー!聞きたいことがあります!

 

なんですか?のびる君。

 

せっかく本を読んで「よし!やろう!」と思っても,内容を忘れちゃうんです。
なんか忘れないようにする良い方法はありませんか?

 

ふむふむ。
本を読むのはとても良いことです。
しかし,忘れてしまっては意味がありませんね。

 

そうなんですよー

 

よろしい。
それでは,今日は読んだ内容を忘れないとっておきの読書術を教えましょう。

 

お願いしまーす!

 

広く,深く読む

のびる君は読書した内容を忘れないように,どんな工夫をしていますか?

 

えーと・・・
付箋を貼ったり,書き込みを入れたり,マーカーで印をつけたり・・・

 

うんうん。
どれも有効な手立てです。

 

でしょー!

 

ただ,その一方で気をつけなければならないのが,丁寧に読みすぎることです。

 

え?記憶に残したいなら丁寧に読んだほうがいいんじゃないの?

 

実はそれが間違いなのです。

 

えー!!

 

これは単純な話です。
読んだ内容は時間が経てば経つほど忘れやすくなります。
1冊の本を丁寧に時間をかけて読めば読むほどはじめの方で読んだ内容の記憶は薄くなってしまうのです。

 

う・・・たしかに・・・

 

ですから,ポイントは広く,深く読むことなのです。
まずは,すばやく広い範囲を読むようにしましょう。

 

広く,深くかー

 

すべての内容を読もうとすると時間がかかってしまいます。
さらっと流し読みをして,どんどん進めていきましょう。

 

はーい!どんどん読むぞ~

 

しかし,あまりにも浅く読んでしまうと,何も得ることができません。
それだと読書の意味はないですよね。

 

え~。じゃあどうしたらいいの? 

 

さらっと流し読みをしながら,興味のあるところだけ詳しく読む。
それが記憶に残すコツです。

 

ふむふむ。興味のあるところだけ詳しくかー

 

興味のあるところには,何かしらの印をつけておくと,後で読み返しやすくもなりますね。

 

はーい!やってみます! 

 

アウトプットのタイミング

記憶に残すためには,アウトプットが欠かせません。
自分がわかったこと,学んだことを発信する。
そうすることで記憶に定着するのです。

 

定番だね。

 

このアウトプットにも適切な回数とタイミングがあります。

 

そうなの?

 

この本では以下のような目安が書かれています。

「最初のインプットから,7~10日以内に3~4回アウトプットする」 *1

 

「1週間に3回」はアウトプットするとよいということですね。

 

1週間に3回も!?多くない? 

 

アウトプットと聞くとなんだか難しいように感じるかもしれませんが,読んだ後にちょっと誰かに話をするだけでも十分ですよ。

 

うーん 

 

今はSNSも浸透していますから,どんどんそういった手段も使うべきです。

 

読み終わったあと,フェイスブックに感想を投稿する。
友達や家族に話す。
読書ノートや日記に残す。

 

これで3回ですね。
習慣にしてしまえば難しいことではないと思います。

 

うーん。たしかにそうやって聞くとできそうかも・・・

 

積極的にアウトプットしていきましょう。

 

はーい! 

 

読書の良さ

人がしっかり記憶できるかどうかは「印象度×回数」で決まると言われています。

 

どういうこと? 

 

印象度とは,その出来事の印象の強さです。
回数は,そのままの意味ですね。

 

ふむふむ。

 

つまり,たった1回のできごとでも,感情を大きく揺さぶるような内容であればよく覚えていますし,興味ない内容でもひたすら繰り返しやっていると覚えることができるということです。

 

ということは,1回の読書で記憶に残すためには「印象度」を上げればいいってこと?。

 

その通りです。
そのためには,嫌々読書をするより,楽しみながら読書するほうがよいでしょう。

 

楽しむって言われてもなー

 

そこで,あらためて読書のすばらしさについて確認したいと思います。

 

おぉ~ 

 

まずは,対費用効果がとてつもなく高いということでしょう。

 

対費用効果?

 

すごいお得ということです。
著者が精魂込めて書いた著者の成功した方法や多くの経験をたった1500円程度で知ることができるのですからね。
自分でゼロから学んだり経験しようとしたりすればもっととんでもなくお金がかかるはずです。

 

そっかー 

 

そう考えると読書はおそろしくお得な勉強法だと言えます。

 

また,人に圧倒的な差をつけることができるのも読書のよさです。

 

そうなの?

 

本を読めば読むだけ知識が増えていきます。
月に1冊以上読む社会人が50%くらいらしいので,月に1冊読むだけで半数以上の人より多くの知識を得ていることになります。

 

そうなんだ~

 

知識が多いということは,それだけ無駄な失敗やリスクを背負わなくてもよいということですし,様々な場面で得をすることができるということです。

 

うんうん。

 

本を読めば読むだけ周りと差をつけることもできます。
このように考えてみると,本を読むことにも意欲的になれるのではないでしょうか。

 

そうだね。
前から本を読むのは好きだったけど,もっと読みたくなったよ!

 

ふふふ。
せっかく読むのですから,内容をしっかり覚えておけるように今回話したことをよく覚えておいてくださいね。

 

はーい!

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容をまとめましょう。

 

読んだ本の内容を記憶に残すためには・・・

 

広く,深く読んで,1冊を読むのに時間をかけすぎないようにしよう

 

②読んだことは1週間に3回アウトプットしよう

 

③楽しく,意欲的に読んで印象を上げよう

 

これらのことを意識していただければ,今までよりも読んだ内容がしっかり頭に残るようになるはずです。

 

ぜひ挑戦してみてください。 

 

この記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。

 

今回,参考にした本はこちら

「読んだら忘れない読書術」(著者 樺沢紫苑)

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*1:「読んだら忘れない読書術」(著者 樺沢紫苑)

読書の裏ワザ!これさえ知っておけば読書がかんたんになる!

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みなさんこんにちはYamamukaです。

 

今回は本の内容がかんたんにわかるようになる方法について紹介します。

 

それではどうぞ!

 

 

はじめに

のびる君は本を読む時にはコツがあるのをご存知ですか?

 

コツ?そんなのあるの?

 

ふふふ。あるんです。
コツを知っておけば,読む速さも理解度も大きく上がりますよ。

 

えー!教えて教えて!

 

いいでしょう。
それでは,今回は読書の裏ワザについてお話ししましょう。

 

読者じゃダメ!

最初に本を読む時の心構えについてです。

 

はーい

 

本を読む時に読者になってはいけません。

 

え?

 

読者ではなく,記者になったつもりで読みましょう。

 

どういうこと?

 

ふふふ。
これは本の情報をただ受け入れてはいけないということです。
「なるほど」「そうなんだ」と情報を受信しているだけでは理解は深まりません。

 

へ~。じゃあどうしたらいいの?

 

わからないところを「どういうことなんだろう?」と考えてみたり,「これってこういうことかな?」と整理してみたりすることが大切なんですよ。

 

ふむふむ

 

ですから記者のように,本に対して質問を投げかけてみたり,自分の言葉で言い直してみたりしましょう。

 

もちろん,実際に話しかけるわけではありませんからね。

 

ぎくっ!

 

本に質問を書き込んだり,ノートに整理したことをまとめたりしましょう。
本が生きているかのように取材する気持ちで読むことが大切なのです。

 

はーい!

 

本は魚

ある本では「本は魚である」と例えていました。
これは秀逸な例えですので,ぜひ覚えておいてください。

 

魚?本なのに 。

 

このように説明されていました。

〈前略〉どんな文章でもどんな本でも,最初から最後まで1本,「骨」になる「主張」が通っているのです。〈・・・中略・・・〉その「骨」になる「主張」に,さまざまな「身」がついている。〈・・・中略・・・〉著者が伝えたいのは「骨」であって「身」ではありません。*1

 

なんとなくはわかるけど・・・

 

さらには,「頭」と「尻尾」さえ見つけてしまえば「骨」はかんたんに見つけられること,「骨」よりも「身」の方が多くなることやなども書いてあります。

 

ふむふむ。

 

もう少し詳しく説明しましょう。

 

お願いしまーす。

 

「頭」と「尻尾」というのは本の最初と最後の部分を指します。

 

ふむふむ

 

つまり,本の最初と最後の部分をしっかり読み取れば,大まかな主張は想像できるということなのです。

 

魚も頭と尻尾さえわかれば大体の骨の場所はわかるもんね。

 

そういうことです。「身」は主張を理解してもらうための補足の文章にすぎません。
ところが,その「身」ばかりに注目してしまう人が多いのです。

 

だって「身」のほうが美味しいじゃん。

 

そうなんです。
そのため結果として,「身」である具体例はわかっても「骨」である本質を理解することができないということになってしまうのです。
これでは意味がありません。

 

うんうん。  

 

本当に理解したいのは筆者の主張や伝えたいことのはずです。

 

そうだよね。

 

それらのことを理解するためにも,本を「魚」だと考えて「骨」を見つけるように読書しましょう。

 

はーい!
魚の骨は取りのぞくけど,本の骨は取りのぞかないようにしないとね!

 

・・・

 

感想を伝えよう!

講演会でもセミナーでも,相手に対して感想を伝えないのは失礼に当たります。

 

ふむふむ。

 

本も同様です。
本にも感想を伝えましょう。
もちろんこれも話しかけようという意味ではありませんよ。 

 

うーん。でも感想を伝えるってハードル高くない?
感想文とかー。良いイメージないんだよねー・・・

 

うんうん。
感想をもつのは,ある程度本の中身を理解し,整理しなければできません。
どの部分に納得できたのか,どの部分は納得できないのか。
内容を自分なりにかみくだかなければならないものですからね。

 

でしょ~

 

しかし,インプットに留まらずアウトプットすることで,新しい情報を自分の知識に変えることができるのです。しっかりとした知識にしたいのであれば,自分なりに整理することが大切なんですよ。

 

うーん。

 

あまり難しく考えないほうがいいですよ。
わかったことを3つ書くとか,納得できたところを1つ見つけるとか,できることから始めてみましょう。

 

はーい。がんばってみまーす。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容をまとめましょう。

 

読書の裏ワザとは

 

①「読者」ではなく「記者」になろう!

 

「本は魚」頭と尻尾に注目して,骨を見つけるように読もう!

 

③「感想を伝えよう」アウトプットでしっかり理解!

 

以上のことを意識して読書に取り組めば,今までよりも理解がぐっと深まるはずです。

 

ぜひお試しください。

 

 

この記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。

 

 

今回,参考にした本はこちら

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(著者 西岡壱誠)

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*1:「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

あなたは答えられますか?勉強するのは何のため?

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みなさん こんにちは Yamamukaです。

 

義務教育の9年間,そして,高校,大学と続く「勉強」という道。

 

みなさんは,「なぜ勉強しなければならないのか」という質問にどのように答えますか?

 

ここで言う「勉強」とは学校で学ぶ内容のことを指します。

 

今回は「勉強は何のためにするのか?」という問いに対して答えていきます。

 

はじめに

せんせー!勉強って何のためにするの?

 

ふむ。良い質問ですね。
なぜだと思いますか?

 

うーん。
いい大学に入るため?

 

ふむふむ。
では,いい大学とは?

 

えー。
よくわかんないよー

 

そうですね。
多くの人は「受験のため」「いい仕事に就くため」といったことを答えるでしょう。

 

うんうん。

 

もしくは「勉強に意味なんかない」「勉強なんて社会で使わない」と答える人もいますね。

 

そうなんだ。

 

実はこれらの答えはどっちも正解どっちも間違いです。

 

えー!?どういうこと!?

 

ふふふ。
それでは,今回は勉強するのは何のためなのかについて話していきましょう。

 

生きていく上で

まず,学校で勉強しなくてはいけない理由の1つとして,生きていく上で最低限の知識がないと不便であることが挙げられます。

 

ふむふむ。

 

例えば,中学校卒業程度の漢字が読めないと,市場に並んでいる本や雑誌,新聞,さらにはインターネットの記事やニュースなどはほとんど読むことができません。
文字を読めないということは,それだけ必要な情報を得る手段が限られるということなのです。

 

そっかー。必要な情報を手に入れるためにも最低限の知識は必要なんだね。

 

また,四則演算は最低限できないと,これも生活する上で不便です。
買い物をするとき,人に物を配るとき,時間に制限があるときなど,私たちは生活を送る上で実に多くの計算をしています。

 

うんうん。

 

ちょっとしたことでいちいち計算機を使っていては,時間がもったいないですよね。

 

たしかにそうだよねー

 

時間や買い物の計算ができないということは計画的に行動ができないということにもなります。

 

そっかー。どれくらい時間がかかったり,お金がかかったりするかわからないってことだもんね。

 

その通りです。
最低限の知識が必要であることはわかっていただけたと思います。
しかし,読み書きや計算以外にも多くのことを学校では勉強しますよね。
では,それらの勉強にはどのような意味があるのでしょうか。

 

うんうん。理科の実験とか歴史の勉強とかね。

 

では,もう少し「勉強するのは何のため?」という問いに迫っていきましょう。

 

生き方によって

先ほども話したように「勉強する理由は?」と聞かれたときに答えるパターンは大きく2つです。

 

うん。
「進学や就職などで役に立つ」っていう理由と,そもそも「勉強なんかしなくてもいい」っていう話だよね。

 

その通りです。
実はこれはその人の生き方によって正解が違うのです。

 

生き方?

 

勉強してきたことで幸せになったという人や勉強しなかったがために幸せではないという人は「将来のために」と答えます。
一方で,勉強しなくとも幸せになったという人や勉強したけれど幸せになれなかったという人は「勉強に意味はない」と答えます。
ですから,どちらも正解なのです。

 

なるほどー自分の経験から答えを出してるってことかー

 

その通りです。
しかしながら,子どもがどのような将来を歩んでいくかは私たちにはわかりません。

 

うんうん。

 

それにも関わらず,自分が経験したことをさも正しいかのように子どもに答えるのは間違いなのです。
そのため,どちらも正解でもあり,間違いでもあるのです。

 

そっかー。その子どもや環境によるってことだね。

 

ここでのポイントは生き方によって勉強をする意味が大きく異なってくるということです。

 

どういうこと?

 

将来的に高校や大学に進学して,何かを専門的に学んだり資格を取ったりしたいのであれば,ある程度の知識を身に付けなければなりません。

 

ふむふむ。

 

しかし,将来的にそういったものが必要ない職業に就くのであれば,学校で学ぶ知識にそこまで意味はないのです。
子どもが将来どうなりたいのかに合わせることが大切ということですね。

 

10年後,20年後の世界を想像してみる

さらに勉強する理由を考えるとき,10年後,20年後の世界が今のままであることを前提にしていないでしょうか。

 

うーん。言われてみればそうかも。

 

今から10年前,ユーチューバーという職業は認知されていませんでした。

 

え!?そうなの!?

 

今から20年前,インターネットは気軽に接続できるものではありませんでした。

 

えー!ホントに?

 

本当ですよ。
平成10年のインターネットの世帯普及率は10%前後です。
つまり10軒家があるうちの1軒しかインターネットを使っていなかったのです。

 

信じられないなー

 

これは総務省のデータですからね。
個人的な感覚ではありませんよ。

 

たったの20年で世界は大きく変わっています。
子どもたちが働くようになる10年後,20年後の世界がどんな風になっているのかは誰にも想像できません。

 

うんうん。

 

ですから,子どもには私たちがもっている常識を押しつけてはいけないのです。
今は考えられないようなことも現実になっている可能性があるのです。

 

車が空を飛んでるかも!

 

少なくとも自動運転化は進んでいるでしょうね。

 

生活の変化によって,知識の価値も大きく変わっています。

 

知識の価値?

 

20年前は知識は自分でもっている必要がありました。
知識はもっていないと,辞書を使ったり本で調べたりする必要があり,その分手間がかかるものだったからです。
また,辞書や本がない場面では必要な情報を調べることすらできなかったのです。

 

今は違うの?

 

今はスマホがありますよね。
ほとんどの人がスマホを使い,あっという間に必要な情報を調べることができるようになったのです。

 

そっかー。知識をもっている必要性が減ったんだね。

 

その通りです。
知識は所有する時代から使用する時代になりました。

 

10年後,20年後にはもしかするとさらに誰もが予想していなかった状況が待っているかもしれませんよ。

 

わくわくするね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回の内容をまとめましょう。

 

勉強するのは何のためなのかというと・・・

 

知識を得るためには知識が必要!最低限のことを学ぶため!

 

②将来の自分を想像して考えよう!生き方によって違う!

 

ということでした。

 

将来的に学校のあり方も変わってくるかもしれません。

 

「いいから勉強しなさい!」という時代,「とりあえず有名大学に入ればよい」という時代は終わりを告げるでしょう。

 

子どもが将来,本当にやりたいことをやって幸せに生きるためにも,私たちのもつ常識に囚われずに子どもと真剣に向き合っていくことが大切だと思います。

 

今回の記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。

 

今回参考にした本はこちら

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