読書の裏ワザ!これさえ知っておけば読書がかんたんになる!
みなさんこんにちはYamamukaです。
今回は本の内容がかんたんにわかるようになる方法について紹介します。
それではどうぞ!
はじめに
のびる君は本を読む時にはコツがあるのをご存知ですか?
コツ?そんなのあるの?
ふふふ。あるんです。
コツを知っておけば,読む速さも理解度も大きく上がりますよ。
えー!教えて教えて!
いいでしょう。
それでは,今回は読書の裏ワザについてお話ししましょう。
読者じゃダメ!
最初に本を読む時の心構えについてです。
はーい
本を読む時に読者になってはいけません。
え?
読者ではなく,記者になったつもりで読みましょう。
どういうこと?
ふふふ。
これは本の情報をただ受け入れてはいけないということです。
「なるほど」「そうなんだ」と情報を受信しているだけでは理解は深まりません。
へ~。じゃあどうしたらいいの?
わからないところを「どういうことなんだろう?」と考えてみたり,「これってこういうことかな?」と整理してみたりすることが大切なんですよ。
ふむふむ
ですから記者のように,本に対して質問を投げかけてみたり,自分の言葉で言い直してみたりしましょう。
もちろん,実際に話しかけるわけではありませんからね。
ぎくっ!
本に質問を書き込んだり,ノートに整理したことをまとめたりしましょう。
本が生きているかのように取材する気持ちで読むことが大切なのです。
はーい!
本は魚
ある本では「本は魚である」と例えていました。
これは秀逸な例えですので,ぜひ覚えておいてください。
魚?本なのに 。
このように説明されていました。
〈前略〉どんな文章でもどんな本でも,最初から最後まで1本,「骨」になる「主張」が通っているのです。〈・・・中略・・・〉その「骨」になる「主張」に,さまざまな「身」がついている。〈・・・中略・・・〉著者が伝えたいのは「骨」であって「身」ではありません。*1
なんとなくはわかるけど・・・
さらには,「頭」と「尻尾」さえ見つけてしまえば「骨」はかんたんに見つけられること,「骨」よりも「身」の方が多くなることやなども書いてあります。
ふむふむ。
もう少し詳しく説明しましょう。
お願いしまーす。
「頭」と「尻尾」というのは本の最初と最後の部分を指します。
ふむふむ
つまり,本の最初と最後の部分をしっかり読み取れば,大まかな主張は想像できるということなのです。
魚も頭と尻尾さえわかれば大体の骨の場所はわかるもんね。
そういうことです。「身」は主張を理解してもらうための補足の文章にすぎません。
ところが,その「身」ばかりに注目してしまう人が多いのです。
だって「身」のほうが美味しいじゃん。
そうなんです。
そのため結果として,「身」である具体例はわかっても「骨」である本質を理解することができないということになってしまうのです。
これでは意味がありません。
うんうん。
本当に理解したいのは筆者の主張や伝えたいことのはずです。
そうだよね。
それらのことを理解するためにも,本を「魚」だと考えて「骨」を見つけるように読書しましょう。
はーい!
魚の骨は取りのぞくけど,本の骨は取りのぞかないようにしないとね!
・・・
感想を伝えよう!
講演会でもセミナーでも,相手に対して感想を伝えないのは失礼に当たります。
ふむふむ。
本も同様です。
本にも感想を伝えましょう。
もちろんこれも話しかけようという意味ではありませんよ。
うーん。でも感想を伝えるってハードル高くない?
感想文とかー。良いイメージないんだよねー・・・
うんうん。
感想をもつのは,ある程度本の中身を理解し,整理しなければできません。
どの部分に納得できたのか,どの部分は納得できないのか。
内容を自分なりにかみくだかなければならないものですからね。
でしょ~
しかし,インプットに留まらずアウトプットすることで,新しい情報を自分の知識に変えることができるのです。しっかりとした知識にしたいのであれば,自分なりに整理することが大切なんですよ。
うーん。
あまり難しく考えないほうがいいですよ。
わかったことを3つ書くとか,納得できたところを1つ見つけるとか,できることから始めてみましょう。
はーい。がんばってみまーす。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめましょう。
読書の裏ワザとは
①「読者」ではなく「記者」になろう!
②「本は魚」頭と尻尾に注目して,骨を見つけるように読もう!
③「感想を伝えよう」アウトプットでしっかり理解!
以上のことを意識して読書に取り組めば,今までよりも理解がぐっと深まるはずです。
ぜひお試しください。
この記事が少しでもみなさんの参考になればうれしいです。
今回,参考にした本はこちら
『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(著者 西岡壱誠)