【75日目】楽しいことに注目する【688文字】
旅先で見た犬のフンは忘れろ
好きな言葉の一つに「旅先で見た犬のフンは忘れろ」がある。
これはせっかくの旅行でたまたま見てしまった犬のフンのことを考えるより、他のきれいな景色やおいしい料理のことを考えたほうが旅行は楽しくなるという意味だ。
当たり前のことを言っているように感じると思うけど、「旅行」を「一日」に置き換えてみると、私たちはついつい「犬のフン」のような「嫌なこと」に注目して過ごしてしまっていることに気付くはずだ。
例えば、学校。
楽しくないこともたくさんあると思う。
ずっと座って授業を受けるのも楽しくないと思うし、友達とうまくいかないこともあるだろう。
でも、100%つまらないのかというと、そんなことはないはずだ。
休み時間は?給食の時間は?体育や図工といった好きな授業の時間は?
考えてみると楽しい時間だってあるはず。
もし、見つからないのであれば、毎日「楽しかったこと」を日記に書く習慣をつけてほしい。
「楽しかったこと」が見つからないのは「楽しかったこと」を見つけるアンテナが弱くなっているからなんだ。
毎日見つける習慣をつけると、少しずつ「楽しかったこと」を見つけるアンテナが強くなっていく。
「楽しかったこと」を見つけやすくなっていくんだ。
同じ一日を過ごしていても「楽しかったこと」に注目して過ごすのと、「嫌なこと」に注目して過ごすのでは心のあり方が変わってくる。
そして、「楽しかったこと」に注目して楽しく過ごしている人には「楽しいこと」が引き寄せられるものだ。
人生は誰かが楽しくしてくれるものじゃない。
自分で楽しくしていくしかないんだよ。
今日のマンガ
妻「ホントやめてほしい」