無料快楽社会
久しぶりにしっくりくる内容でした。
働く意欲とか恋愛する意欲とか、そういったものが若者にはないって言われますよね。
これは社会に溢れている無料コンテンツが原因だというものです。
なるほどなーと思ったんですよ。
働く楽しさ、恋愛の楽しさってあるじゃないですか。
でも、それらの楽しさを得るためには一定の煩わしさもあるわけです。
それでも、昔はそれら以外に楽しめるものがなかったからそこに楽しさを見いだしていたわけです。
ところがどっこい。
最近では無料で手軽にいくらでも楽しめるコンテンツが溢れていますよね。
ゲーム、SNS、無料動画・・・指先ひとつで楽しい情報を垂れ流してくれるコンテンツがいくらでもあるわけです。
そうなってくると、わざわざ煩わしい思いをして仕事や恋愛の楽しさを得ようとは思わなくなってしまいますよね。
じゃあ無料コンテンツが本当に何の代償もなく快楽を得られるのかというとそんなことはありません。
無料コンテンツを消費する時に私たちは「時間」を差し出しているんです。
だから、少しでも早く仕事を終えて帰りたいし、休みの日は一人で過ごしていたいんです。
昔はよかったとか今のほうがよいとかって話ではなく、バランスが大事だって話です。
昔は酒と女とギャンブルに溺れるななんて言われていましたが、今は無料コンテンツに溺れるなってことですね。
こちらの記事を見て仕事の楽しさを見いだしませんか?