誰が語っているかより、何が正しいかを自分で判断しろよ!
人によって影響を受ける
本だったら書いている人、YouTubeだったら話している人。
語っている人たちがどんな人なのかということはかなり重要なことです。
同じ内容でも話している人によって説得力や納得感は全く異なってくるからです。
これは心理学で言うところの権威性の影響といえます。
誰が言っているかで重みが違う
例えば「寄付などの社会奉仕はめぐりめぐって何倍にもなって自分に返ってきます」という主張があるとしましょう。
これを何の成果も出していない人が語るのと年収1億円の社長が語るのとでは全く重みが違ってきます。
当然ながら後者の方が説得力は強くなりますよね。
このように同じ内容を語るのであってもその語り手によって受け手の捉え方は大きく変わってくるのです。
気をつけないと・・・
上記のことはとても気をつけなければなりません。
なぜなら、私たちは無意識のうちに内容ではなく、語る人で“正しい”か“誤っている”かを判断してしまっているということだからです。
ですから、何か情報に触れたときには、本当にその情報だけを見て判断しているのか、発信している人で判断しているのかをよく考えなければなりません。
インフルエンサーは神ではない
近年ではインフルエンサーと呼ばれる人たちが増え、その人たちが良いといったものを良いものだと思って購入してしまう人たちが大勢います。
また、オンラインサロンの中では、そのサロンのリーダーが言っていることが全て正しいのだと思い込んでしまっている人もいるようです。
何が正しいのかを自分で判断しないのはとても楽なんです。
調べる必要も考える必要もないからです。
情報に溺れる勇気
今は情報社会です。
一昔前よりも簡単に大量に誰でも情報を得ることができるようになりました。
これはとてもありがたいことです。
それなのに情報が溢れすぎていて、情報を自分で取捨選択するのが嫌になってしまっている人もいるのではないでしょうか。
莫大な量の情報の海に立ち向かっていくのは苦しいかもしれません。
それでも何が正しいのか、何が間違っているのか、それを自分で考え判断していくこと。
これが幸せな人生を送るためには大切なのだと思うわけです。
とはいえ語っている人も気になるよね
不朽の名作『人を動かす』の著者D・カーネギー。
彼の情報ってあまりネット上には出ていません。
名著入門.comでは、彼について記事でまとめています。
気になる方はぜひご一読ください。