親ができることってあまりにも少ない
親がなくとも子は育つ
うちには2人の息子がいます。
特に大きなトラブルもなく、健康にすくすくと育っております。
「親がなくとも・・・」とは言いましたが、自分が何もしていないだけで妻は色々としてくれているんですけどね。
そこは一旦置いておきましょう。
ここで私が言いたいのは、親が正しいと思うことを伝えても、それが正しいかどうかはわからないし、正しかったとしても子どもには伝わらないってことなんですよ。
時代がちがう
私たちが育ってきた時代と子どもたちが育っていく時代は全く別のモノになることでしょう。
仕事だって大きく変わっているかもしれません。
それこそAIが台頭してきて、今の仕事の5割は無くなっているかもしれない。
そんな時代に今と同じようなことをしていて本当に役に立つのかはわからないわけです。
良い高校に行って、良い大学に行けば安定した暮らしができるという時代は終焉を迎えつつあります。
こわいですね。
大学に行くことが意味がなくなるとまでは言いませんが、今までの価値観だと時代についていけなくなるのは間違いないわけです。
それなのに、親の古い価値観を植え付けてしまうことは、かえって子どもたちには良くないんじゃないかとも思うわけです。
正しいとしても理解できない
不易と流行って言葉があるように、いつの時代であっても大事なことってあると思うんです。
例えば、部屋を片付けることとか。
部屋が片付いていないと、それだけで人はじわじわと集中力と判断力を奪われていきます。
汚部屋の人たちがどんどん悪化していくのは、そうして正常な判断力が奪われるからだと思ってます。
ちなみにこれは科学的にもある程度判明している事実なんです。
でも、子どもにそんなこと言っても通じませんよね。
「科学的に~」とか「判断力が~」とか言っても「うるせぇな」くらいにしか思われないわけですよ。
でもまぁ親なんてそんなもんです。
正しいことを言っていたとしても、それ以外に正しくないことをしている姿もたくさん見られてますから説得力がないんですよね。
できることはないけども
そんなこんなで親にできることってホント少ないと思うんです。
せいぜい子どもが進路を選ぶ時にお金の心配をしないで済むようにしてあげるくらいでしょうか。
あとは時間を使ってコミュニケーションをとるとか。
それに時間もお金もなくても子の幸せを願うことはできます。
というわけで、私は今日も子どもが幸せに過ごせたことを願っているわけです。
こんな言葉もあるよ
自分の言葉じゃ届かなくても「有名な人がこんなこと言ってたよ!」と言えば響くかもしれません。
名著入門.comでは、こんな言葉も紹介していましたよ。
ちょっとのぞいてみてください。